「たかはらやまトライアスロン大会」のPRチラシ

 【矢板】県トライアスロン協会は14日、市矢板運動公園周辺を舞台とする「たかはらやまトライアスロン大会」を5年ぶりに復活させ、8月4日に開催すると発表した。同協会が主催し、市はスポーツツーリズム推進の一環で人的、資金両面でバックアップする。

 大会は実行委員会が2019年まで27年間開いてきたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で20年以降は中止していた。400人ほどがエントリーした年もあり、県内外から再開を望む声が多数あったため関係者で復活させた。

 当日は午前8時半スタート。水泳1.5キロ、自転車40キロ、長距離走10キロで競う「オリンピック部門」と、それぞれ約半分の距離で競う「スプリント部門」の2部門で行う。

 市役所で同日開かれた記者会見で斎藤正樹(さいとうまさき)理事(60)は「専門誌のおもてなし満足度で全国1位になったこともある。先輩の灯を受け継ぎ、温かみのある大会にしたい」。森島武芳(もりしまたけよし)市長は「参加、観戦、支えるボランティアも含めて熱い展開を期待したいし、自治体として支援したい」と述べた。

 6月28日まで参加者を募集する。(問)事務局の斎藤さん090・4949・6658。