教育旅行で田植え体験をする中学生

 【大田原】観光地域づくり法人(DMO)「大田原ツーリズム」(本町1丁目)が昨年度実施したグリーンツーリズム事業の延べ宿泊者数(宿泊数)は9376人で、2012年の事業開始以来最多だったことが13日までに分かった。新型コロナウイルスが5類に移行した昨年5月以降、小中学校を中心とした教育・団体旅行が順調に伸び、インバウンド(訪日客)層の取り込みも奏功した。藤井大介(ふじいだいすけ)社長(48)は「コロナ禍で事業が制限されていた中でも、国内外の旅行代理店や学校に積極的にプロモーションしたことが要因の一つ」とみている。