【大田原】俳聖松尾芭蕉(まつおばしょう)の生誕380年を記念したテーマ展「那須野路を往(ゆ)く松尾芭蕉と『おくのほそ道』の軌跡」が9日まで、前田の市黒羽芭蕉の館で開かれている。「おくのほそ道」で長期滞在した黒羽地区を中心に、芭蕉が訪れた名所・旧跡などをパネルで紹介している他、数々の版本・写本の原物を展示。時代を超えて出版され続けてきた紀行文の最高傑作の変遷をたどれるとともに、芭蕉の旅に思いをはせられる内容だ。
芭蕉は「おくのほそ道」の旅で、那須地域に計18日間滞在した。会場には芭蕉が訪れた神社仏閣や各所に建立された句碑などの写真が並ぶほか、「那須野」「黒羽」「雲巌寺」「殺生石・遊行柳」の各章ごとの内容を版本の見開き写真とともに紹介している。
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