7月14日告示、21日投開票の小山市長選で、同市議の小川亘(おがわわたる)氏(56)は1日、下野新聞社の取材に対し、無所属で立候補する意向を明らかにした。自民党小山市支部が同日、市内で会議を開き、小川氏支援を正式決定した。同市長選を巡っては、現職の浅野正富(あさのまさとみ)氏(67)が再選を目指して立候補を表明しており、一騎打ちの選挙戦となる公算が大きくなった。
会議には佐藤勉(さとうつとむ)衆院議員や地元選出県議、自民党系市議ら約20人が出席した。小川氏は「皆さんの力をいただきながら人生を懸ける」と決意を語った。JR小山駅西口再開発などに早急に取り組む考えで、近く政策発表を行う。市議は辞職せず、自動失職を選ぶ考え。政党への推薦申請は今後検討するという。
小川氏は2003年に同市議に初当選し、現在6期目。この間、議長を務めた。自民党小山市支部幹事長。