マルシェを企画運営した(右から)尾崎さん、田中さん、細谷さん

 【壬生】大師町、ハンドメイド雑貨店経営田中(たなか)ひかりさん(49)ら3人が企画運営を務めるハンドメイドマルシェ「Lady Like marche(レディライクマルシェ)」が13、14の両日、壬生甲の東雲公園で初めて開かれる。

 主催は城下町地区の活性化を図る団体「壬生まちなか創生ワーキング」。同公園には約120本の八重桜があり、満開を見込むタイミングで開催する。

 町内でのマルシェ開催が夢だったという田中さんが、知り合いの宇都宮市、ネイリスト細谷(ほそや)ゆかりさん(42)、町出身で同団体メンバーの栃木市城内町、飲食業尾崎容子(おざきようこ)さん(56)に声をかけ、昨年11月から準備を進めた。

 3人がそれぞれの知人らに呼びかけ、県内外から53の出店者が集う。ピアスやバッグ、ドライフラワーなど日常を彩るハンドメイド作品や、コーヒーやカレーといったキッチンカーが集結。購入した作品や食べ物を撮影できるフォトブースも設置し、マルシェへ出店経験のないハンドメイド作家の販売を後押しする「チャレンジブース」もある。

 「Lady Like」は八重桜の花言葉の一つ「おしとやか」の意味。リーダーの田中さんは「美しい八重桜の下で出店者も来場者もみんなで楽しみましょう」と来場を呼びかけている。両日とも午前10時~午後4時。(問)同団体事務局の町商工観光課0282・81・1844。