【鹿沼】東部台地区の春の恒例行事「東部台ふれあいさくらまつり」が31日、栄町1丁目のふれあい公園で開かれた。5年ぶりに従来の規模で開催された。
新興住宅地が広がる同地区の住民同士の交流の場をつくろうと、東部台地区コミュニティ推進協議会が主催。市内の飲食店や自治会から25店の出店があった。市出身の演歌歌手小又由香(おまたゆか)さんや鹿沼東高ダンス部、東小音楽部などがパフォーマンスショーを行った。
同協議会の奈良部実(ならぶみのる)会長(88)は「年々来場者が増えている。桜は咲き始めだが、お客さんの笑顔が満開でうれしい」と話した。ボランティアスタッフとして幸町の焼きそばの提供を手伝った東中2年大貫純花(おおぬきじゅんか)さん(14)は「お客さんじゃない立場で参加するのは新鮮」と笑顔を見せた。
前日の30日には人力車で西茂呂さつき大通りを遊覧するプレイベントも行った。