直売所をはじめ多様な施設がある「道の駅まえばし赤城」

地場産品が多数並ぶ農畜産物直売所

新鮮な海の幸が並ぶ鮮魚センター

敷地内にあるビニールハウスで栽培しているまえばしバナナ

敷地内にあるビニールハウス育てられた「まえばしバナナ」

直売所をはじめ多様な施設がある「道の駅まえばし赤城」 地場産品が多数並ぶ農畜産物直売所 新鮮な海の幸が並ぶ鮮魚センター 敷地内にあるビニールハウスで栽培しているまえばしバナナ 敷地内にあるビニールハウス育てられた「まえばしバナナ」

 赤城山の南西部に位置する前橋市田口町に昨年3月開業した「道の駅まえばし赤城」は、国道17号と上武道路の交差地にある。東京ドームの約1.5倍の敷地には、直売所や飲食店、温浴施設など魅力的なスポットが盛りだくさんだ。

 物産販売所を併設する農畜産物直売所には、赤城山周辺地域で収穫した作物や加工品が並ぶ。地元で生産されるかき菜の一種「田口菜」を使ったラー油、地元の生乳で作った飲むヨーグルトなど、同駅オリジナルの商品も豊富にそろう。

 また栃木県と同じ“海なし県”でありながら、新鮮な海産物が購入できる鮮魚センターもある。陳列するのは、日本海と太平洋で捕れた海の幸。新鮮な刺し身をふんだんに乗せた海鮮丼も人気という。

 フードコートラウンジには、地元食材を使った料理や群馬県内の人気店の味が集結する。赤城牛のローストビーフ丼、群馬名物の焼きまんじゅうなどがあり、どれも食欲をそそられる。

 運転などで疲れた体を癒やすなら、銭湯のようなたたずまいの「まえばし赤城の湯」へ。水分を保ち皮膚の乾燥を防ぐ「サンゴライトバスソルト」が溶けたお湯に漬かれば、リラックスできること間違いなしだ。

 他にも、遊具を備えた芝生広場やドッグランがある。敷地の一角に立ち並ぶビニールハウスでは、地域を代表するフルーツを目指してバナナを栽培している。

 開業7カ月で来場者数300万人を突破した同駅は、21日で開業1周年を迎えた。これを記念し、24日まで感謝祭としてさまざまなイベントを催している。星野圭佑(ほしのけいすけ)駅長(44)は「予想より多くの方に来ていただけてうれしい。前橋や赤城のPRに注力しているので、これからもぜひ来てほしい」と呼びかけている。

【メモ】前橋市田口町36。午前9時~午後10時。営業時間や定休日は店舗や施設により異なる。(問)027・233・0070。