【茂木・益子】アマチュア演劇団体「もてぎde演劇を創る会」(都野祐俊(つのゆうしゅん)代表)が9、10の両日、茂木町内で上演したミュージカル「奇蹟(きせき)の朝に…」が好評だ。23、24日には益子町で上演される。
原作は名作「フランダースの犬」。つらい境遇にあっても希望を胸に純粋に力強く生きた少年と犬の物語だ。5年ぶりの再演に小学2年から80代まで町内外、プロも加え三十数人が出演し、スタッフを含め約70人が手作りで感動の舞台を作り上げた。
町民センターゆずもホールの茂木公演は初日9日夕に149人、10日昼はほぼ満席の237人が詰めかけた。計約300人が答えたアンケートで95%が「素晴らしい」「感動した」と回答。「プロ・アマ、老若男女問わず、演じ手の熱い思いに圧倒された」(70代女性)など、舞台に懸けた熱を感じた声が多かった。
都野代表はこうした高評価を受けて、益子公演の集客へさらにPRに力を入れる考えだ。
益子公演は益子町民会館ホールで23日午後6時、24日同1時開演で定員950人。チケットは大人千円、小中高校生500円。茂木町民センター、益子町民会館などで取り扱っている。当日券もある。(問)同会連絡所090・2458・4012(午前10時~午後6時)。