【足利】市内に多いコーヒー専門店の草分け的存在「モカコーヒー1974」(伊勢町3丁目)が15日、創業50周年を迎える。香ばしい香り漂う店内の雰囲気は、当時から変わっていない。自家焙煎(ばいせん)にこだわり、質の悪い豆を手作業で取り除く「ハンドピック」も欠かさない。「家のような、ほっとできる存在でありたい」。2代目店長堀越敬介(ほりこしけいすけ)さん(51)は、初代の父から受け継いだ味わいを守り続ける。
趣のある赤い看板、イラストが入った手書きのメニュー。堀越さんの父俊匡(としまさ)さん(故人)がデザインした。美術系の大学を卒業後、市内の百貨店でチラシ作製などをしていたが、好きなコーヒーを仕事にしようと思い立ち、27歳の時に現在地で創業した。
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