大日光・エンジニアリング本社

 電子機器受託製造サービスの大日光・エンジニアリング(日光市根室、山口琢也(やまぐちたくや)社長)が14日発表した2023年12月期連結決算は、売上高が前期比15・5%増の392億200万円で、7期連続の増収となった。経常利益は11・0%増の5億9500万円、純利益が64・9%減の3億4900万円だった。

 国内は九州工場で車載機器向けの新たな製品の受注が堅調だった。アジアでもタイやベトナムの子会社の売り上げが好調に推移した。前期計上した中国企業の子会社化に伴う負ののれん発生益などがなくなり、純利益は減少した。

 24年12月期の連結業績予想は売上高が2・0%増の400億円、経常利益は23年12月期と同様の5億9500万円、純利益が3・0%増の3億6千万円を見込む。1株当りの配当は中間、期末とも6円、年間12円を予定する。