本番へ向け、熱の入った練習を続ける出演者たち

 【茂木】町教委主催の「美の里もてぎクラシックコンサート」が10日、町民センターゆずもホールで開催される。昨年度に続き町の子どもたちが舞台に立ち、ミュージカル風に仕立て、「サウンド・オブ・ミュージック」の名曲を聴かせる。

 「もてぎふるさと応援大使」のフルート奏者栗田智水(くりたともみ)さんのプロデュースと演奏、劇団四季で活躍した栗田さんの高校の同級生井波知子(いなみともこ)さんの振り付けで、感動の物語の再現に挑む。

 第2次世界大戦前夜のオーストリアの軍人トラップ大佐一家と修道女マリアの愛と勇気の物語を描く名作ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」から、「エーデルワイス」などの名曲を歌と振り付けで披露する。一昨年10月に入場200人限定で披露し、再演が望まれていた。

 修道女役の茂木合唱団員や声楽家らと共に、小学1年生から茂木高生までオーディションを経た町の子どもたち11人が昨年10月から週1回、熱の入った練習を続けてきた。前回から続けて舞台に立つ子も2人いる。

 開演は午後1時半。チケットは全席自由一般千円、高校生以下500円。栗田さんは「前回の演奏が好評だった。客席が300になったのでぜひ多くの人に見に来てほしい」と話した。

 (問)町民センター0285・63・1137。