栃木県民に県産イチゴの魅力を発信してもらい全国でファンを獲得しようと、県は2月25日まで、「大切な人にいちごを贈ろう運動キャンペーン『ディア! ストロベリープレゼント』」を実施している。県産イチゴを購入し県外在住者らに発送すると、抽選で贈った人、もらった人計300人にイチゴの加工品を贈る。

 県経済流通課によると、2018年1月15日に県が「いちご王国・栃木の日」を宣言してから、「いちご王国」の認知度は首都圏や関西圏でも徐々に上がっている。県は次の段階として県民自らが県産イチゴの魅力を発信し、消費拡大につなげるプロモーションを強化しており、その一環でキャンペーンを企画した。

 県産イチゴを2パック以上購入し、その場で配送手続きを行った、あるいはそのイチゴを受け取った人のうち、抽選で各150人に県産イチゴを使用した菓子などを贈る。イチゴを配送する人は専用の応募用紙またはキャンペーンサイトから応募する。もらった人は、「いちご王国・栃木」の公式インスタグラムをフォローし、イチゴを撮影するなどして申し込む。

 イチゴの販売と配送業務を行う対象店舗は、県内の直売所など52店。同課は「魅力発信や郷土愛の醸成につなげたい」としている。