U字工事らとともに恵方巻を食べる小山北桜高の生徒

 【下野】県特産品かんぴょうの消費拡大を図り、減少する生産農家を盛り上げる「栃木のかんぴょう祭り2024」が27日、薬師寺の道の駅しもつけで開かれた。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催で、20回目の節目を迎えた。福田富一(ふくだとみかず)知事や坂村哲也(さかむらてつや)市長ら関係者も出席し、本県出身のお笑いコンビ「U字工事」なども駆けつけ、高校生とかんぴょう入りの恵方巻きを食べるなど祭りを大いに盛り上げた。

 祭りは県干瓢(かんぴょう)商業協同組合が2002年から開催している。かんぴょうの生産量は市と壬生、上三川両町で県内の9割以上を占める。各市町は学校給食にかんぴょうを取り入れ、イベントでPRするなど農家の支援に力を入れる。