【塩谷】町は24日、能登半島地震被災地の住家被害認定調査支援のため、石川県穴水町に派遣する農業委員会事務局の田代宗也(たしろかずや)係長(37)の出発式を行った。町が同被災地に職員を派遣するのは初めて。
田代さんは25日~2月1日、罹災(りさい)証明発行に向けて現地の住宅などの被害状況を調査する。
町役場で行われた出発式で、見形和久(みかたかずひさ)町長は「被災地のために頑張ってきてほしい。帰ってからはその経験を生かし、次に派遣する職員によく引き継いで」と激励。田代さんは「被災地のために頑張ってきます」と決意を述べた。
総務省の応急対策職員派遣制度に基づく県の要請を受け派遣する。町は2月も2人の職員を派遣する予定。