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大前恵比寿神社で行われたえびす像のすす払い

大前恵比寿神社で行われたえびす像のすす払い

大前恵比寿神社で行われたえびす像のすす払い 大前恵比寿神社で行われたえびす像のすす払い

 【真岡】東郷の大前(おおさき)恵比寿神社で15日、「日本一えびす様」を掲げる大えびす像のすす払いが行われた。

 台座も含め、約20メートルに達する高さが日本一の由来。すす払いは師走の恒例行事で、柳田晋作(やなぎたしんさく)禰宜(ねぎ)(45)が神事を執り行った後、高所作業車に乗り、長さ約5メートルのササ竹を使ってえびす像の顔面や頭部のほこりをきれいにした。足元でも、巫女(みこ)や神社関係者が雑巾や竹ぼうきを使って像を磨いたり、落ち葉を掃いたりした。

 えびす像は金運招福や商売繁盛の御利益をもたらすといわれている。加藤直人(かとうなおと)宮司(65)は「今年はコロナ禍前に戻りつつあり、ありがたい限り。来年は辰(たつ)年なので、えびす様の胸に抱かれているコイが竜となって大空を舞うような飛躍の年となり、皆さまにえびす顔になってほしい」と期待した。