福田富一(ふくだとみかず)知事の任期が8日で残り1年となった。来年に迫る知事選を前に、福田知事の進退を巡る政界の動きや、実績、課題を探る。
9月中旬の夜、県庁にほど近い焼き肉店。人目を遮る個室に福田知事(70)、自民党県連幹事長の木村好文(きむらよしふみ)県議(80)、同副会長の板橋一好(いたばしかずよし)県議(83)がテーブルを囲んでいた。
酒を酌み交わしながら、木村氏が1年後に迫る知事選に触れ、切り出した。「次もやってくれないか」。知事は即座に「やらないよ」と答えた。
この3者会合でのやりとりが一部の自民関係者に漏れ、「知事が続投要請を固辞したようだ」とのうわさが広がった。
県政史上最多の5期を務める知事の去就には、今まで以上に注目が集まる。知事は取材に、こう軽く流した。「この時期はいつもそう答えている」
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