11月10日、宇都宮市で開かれためぶきフィナンシャルグループ(FG)の9月中間決算の記者会見。
「業績予想の達成率は6割を超えている」。足利銀行の清水和幸(しみずかずゆき)頭取(62)は強調した。単体で純利益82億円を計上。2024年3月期の135億円に向け、着実に積み上げている。
ただ、足銀の想定以上に米国金利の高止まりが続き、外貨調達費などが足かせになっている。金利動向を含め、先行きは不透明だ。
銀行にとって収益の大きな柱は、企業や個人への貸し出しなどによる利ざや。03年の破綻以降、足銀は貸し出しを伸ばしてきた。貸出金残高は今年3月末で過去最高の5兆3655億円と、04年3月末の1・5倍に拡大した。
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