【矢板】県が定めた「県民牛乳消費拡大月間」の12月を前に、佐貫薫(さぬきかおる)議長と斎藤淳一郎(さいとうじゅんいちろう)市長が定例市議会一般質問初日の27日、議場で乳牛の柄の法被を着用してPRに一役買った。
大田原、那須塩原、さくら、那須烏山を含めた5市議会議長会が22日、牛乳の消費が落ち込む8、12月の消費拡大月間に合わせた積極支援を決めた。この決定に斎藤市長が協力した。
本会議に先立ち、佐貫議長は議長席で「農業経営が厳しい中、市としても農畜産物、牛乳の消費拡大に少しでも貢献できれば。農業支援のシンボルとして法被を着用した」とあいさつ。斎藤市長は「市内に5軒の酪農家がある。県北5市の枠組みを中心に牛乳の地産地消を推進し、酪農の発展と市民の健康づくりを実現していきたい」と応じた。
2人は会議中も法被姿で執務に当たった。