風船を大空に飛ばす児童

 【大田原】大田原小で22日、創立150周年記念式典が行われ、児童や教職員らが節目を祝った。

 同校は1873年12月7日、現在の校名と同じ「大田原小学校」として誕生。現在は687人の児童が学んでいる。

 体育館で行われた式典には5、6年生や教職員、来賓ら約300人が出席。同校OBの相馬憲一(そうまけんいち)市長による記念講演が行われ「周囲の人に対する親切心を忘れずに。そして自分の目標に向かって勉強に励んでください」などとエールを送った。

 その後は全校児童によるバルーンリリースが校庭で行われた。雲一つ無い青空の下、児童たちはカウントダウンに合わせて400個の風船を一斉に飛ばした。

 6年宍倉沙菜(ししくらさな)さん(12)は「風船には『これからも大田原小が残っていきますように』と思いを込めました」と話した。