【宇都宮】県農業振興公社の体験講座「にっこりなしのタルト作り」が11日、一の沢2丁目のとちぎアグリプラザで開かれ、市内外の親子7組16人がお菓子作りを通し県産のオリジナル品種のナシ「にっこり」について学んだ。
県産農産物を活用した講座を通し、食と農への理解を促すことが目的。
県経済流通課の白鳥幹久(しらとりみきひさ)課長(38)が講師となり、「自称『旅するタルト役人しらとりーぬ』です。趣味は料理で農園を巡りオリジナルタルトを作っています」とユニークに自己紹介。終始ユーモアを交えながらタルトの作り方を伝授し、料理後は「にっこり」の誕生秘話を紹介した。
母親と参加した錦小5年西村(にしむら)すみれさん(11)は「料理は大好き。ナシを星の形にしてバランス良く盛り付けました」と、にっこりほほ笑んだ。