【佐野】合同会社モリ田守(葛生東1丁目)が農業と生態系の保全に取り組んでいる里地・里山の3・9ヘクタールが、本年度始まった環境省の「自然共生サイト(OECM)」に認定された。民間の適切な維持管理によって生物多様性が維持されている区域という公的な証であり、今回が初の認定。同社の赤堀雅人(あかぼりまさと)代表(56)は「認定を弾みに、目標である『自然と人のマッチング』の一層の充実を図りたい」と意欲を見せる。
生物多様性の保全で、国は2030年までに国内の陸と海の各30%以上を対象とする目標を示す。同サイトの認定は、その一環で先月、全国122件、本県は同社を含め3件が認められた。認定区域は生物多様性条約に基づく国際データベースに登録されるという。
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