応援合戦でダンスパフォーマンスを披露する生徒

 【大田原】小規模特例校の黒羽高で28日、2年に1度の体育祭が開かれた。目玉の応援合戦では、保護者や地域住民が見守る中、生徒たちが力のこもったダンスパフォーマンスを披露した。

 全校生徒306人が1~3年の縦割りで「赤団」「青団」「黄団」に分かれて競い合った。体育祭では各団が大看板を作って校庭に掲げるのが伝統だったが、安全面から2年前の前回に続き、布製の旗を校庭から見えるように体育館2階の窓に掲げた。

 午前中の雨のためプログラムを一部変更し、まず体育館で3競技を実施。天気が回復した後に校庭で行われた応援合戦では、各団がヒット曲やヒップホップに合わせてダンスを披露し、盛大な拍手が送られた。

 赤団の団長を務めた3年矢吹優真(やぶきゆうま)さん(17)は「1年生の時はコロナ禍で制限があったが、今回は保護者や地域の方がたくさん集まってくれた。全員で優勝目指して練習した成果を披露できてよかった」と充実した表情を浮かべた。