大森さん(左から2人目)や辻口さん(同3人目)と笑顔を見せる産能大の学生

大森さん(左奥)が協力した麻のストラップ作りのワークショップ

大森さんが協力して学生が制作した「ハロウィンクッキー」。右が麻炭を練り込んだもの

大森さん(左から2人目)や辻口さん(同3人目)と笑顔を見せる産能大の学生 大森さん(左奥)が協力した麻のストラップ作りのワークショップ 大森さんが協力して学生が制作した「ハロウィンクッキー」。右が麻炭を練り込んだもの

 【鹿沼】下永野の野州麻紙工房・野州麻製炭所(大森芳紀(おおもりよしのり)代表)はこのほど、産業能率大(東京都世田谷区)の学生からの依頼に応え、麻炭を使ったクッキー制作に協力した。世界的パティシエで同大の客員教授を務める辻口博啓(つじぐちひろのぶ)氏(56)の授業「自由が丘スイーツプロモーション」の一環。大森代表は学生たちと共に8、9日に東京・自由が丘で開催された「自由が丘女神まつり」で、クッキー配布や麻に関するワークショップを行い、麻の有用性などをPRした。

 同大経営学部3年の水谷来南(みずたにらな)さん(21)、手嶋郁海(てしまいくみ)さん(20)、板東真以(ばんどうまい)さんの3人は、古くから日本の生活・文化を支え、炭の吸着率が高く、近年美容効果も注目される「麻」に着目。情報収集の中で同工房の存在を知り、イベントの配布物としてスイーツ制作の協力を依頼した。