【宇都宮】公共交通空白地帯の住民の“足”となる地域内交通の導入が市内で進み、2022年度の年間利用者数は過去最多の11万6519人に上ったことが、23日までに市交通政策課のまとめで分かった。前年度比で10・3%(1万913人)増。10年前と比べ路線数が11から17まで増加し、利用者は約2・8倍となった。次世代型路面電車(LRT)の開業を受けて、沿線地区はLRTとの乗り継ぎを強化し、公共交通としての利便性向上に取り組んでいる。