HACHINOJOが提供している「美水の国の豊かさを楽しむコース」

 飲食店経営の8(宇都宮市簗瀬町、湯原知久(ゆはらともひさ)社長)は、宇都宮市簗瀬町のレストラン「HACHINOJO(ハチノジョウ)」で県内の天然水を主役にしたコース料理を提供している。全品、水をテーマにしたメニューで、本県の水の魅力を訪日客(インバウンド)らにアピールしていく。

 コース名は「美水の国の豊かさを楽しむコース」(全10品)。日光連山の伏流水、レモン汁と寒天と水のみで作ったドレッシングで味わうサラダ、那須連山の水で育てられた那須高原和牛のステーキ、那珂川のウナギの炭火焼き、牛乳の代わりに水を使ったバタークリームとイチゴのミルフィーユなど。価格は1万5015円。

 湯原社長が中心となりメニューを開発した。きっかけは新型コロナウイルス禍。外出自粛などで客足が減り、県内の食材の魅力を見つめ直したという。農業や酒づくりが盛んな本県は良質な水が豊富なことから、3年かけて創作し、今年7月に提供を始めた。

 外国人にも味わってもらうため、訪日客誘客事業のジャパン・ワールド・リンク(宇都宮市八幡台)のモニターツアーで提供したところ、好評だったという。

 湯原社長は「水を軸にした料理なのであっさりしているが、満足感のあるものに仕上げた。栃木の素晴らしい水の魅力を広めたい」と話した。