【足利】市消防本部と市防火協会は23日、大月町のアシコタウンあしかがで消防フェアを開いた。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催。同本部によると、親子連れなど約4千人の来場者でにぎわった。
市民の防災意識の向上や消防行政への理解を深めてもらうことが狙い。はしご車や化学消防車、救急車などを展示したほか、住宅用火災警報器設置を促進するチラシの配布や缶バッジのプレゼントなどを行った。
はしご車のバスケット部分に乗って記念撮影できるコーナーや新型子ども用防火衣を着用するコーナーが人気で、順番待ちの長蛇の列ができた。
家族などと訪れた五十部(よべ)町、年長斎藤大輝(さいとうだいき)ちゃん(6)は「はしご車に初めて乗った。楽しかった」と喜んでいた。