軽快なリズムを響かせて行進する石上小の鼓笛隊

 【大田原】石上小の児童による鼓笛隊と大田原交通安全協会野崎支部は22日、野崎地区内で「交通安全鼓笛パレード」を行った。

 秋の交通安全県民総ぐるみ運動に合わせた恒例行事。鼓笛隊と同支部のメンバーが、JR野崎駅から同校まで行進し地域住民や通行人に交通安全を呼びかけている。

 今回は、4~6年生41人で鼓笛隊を結成した。パレードでは、太鼓やリコーダーで軽快なリズムを響かせながら、約2キロの道のりを行進。同校の校歌や「ミッキーマウスマーチ」「史上最大の作戦」などの曲を披露した。道中では介護老人保健施設「同仁苑」に立ち寄って演奏し、施設利用者や職員から温かい拍手が送られた。

 指揮役を務めた6年須田優月(すだゆづき)さん(11)は「始まる前は緊張すると思ったけど、沿道の人が温かく見守ってくれた。自分自身も交通安全を考えるきっかけになった」と充実した表情を浮かべた。