植物や風景の写真がずらりと並ぶ会場

 【宇都宮】NPO法人「古賀志山を守ろう会」の写真展が福岡町の市自然休養村管理センターで開かれている。

 古賀志山で四季折々に観察できる花や昆虫、季節を感じる風景を紹介する展示で、2021年から毎年開催している。8月ごろに小さな花を付けるミズタマソウや長い首が特徴のユニークな昆虫ヒゲナガオトシブミ、昆虫に寄生して生える冬虫夏草など同山とその周辺で撮影された約100点が並んでいる。

 このほか、山道の丸太橋を新しくした作業風景など同会の活動の様子が分かる写真も展示されている。同会の池田正夫(いけだまさお)理事長は「会員が何度も歩いて撮りためた写真。古賀志山の豊かな四季を知ってほしい」と来場を呼びかけている。

 10月31日まで。入場無料。午前9時~午後5時。火曜休館。同センターは市森林公園内の赤川ダム南側。