感謝状を受け取った中島さん(右)と柿崎さん(左)

 【小山】小山署は8月29日、高齢女性を保護したとして獨協医大付属看護専門学校2年中島可麗(なかじまかれん)さん(19)、栃木商業高2年柿崎真由(かきざきまゆ)さん(17)に感謝状を贈呈した。

 2人は知り合いで、12日午後4時ごろ、東城南4丁目で自転車に乗り信号待ちしていた際、足がおぼつかない様子の60代女性に声をかけられた。女性から「(利用している)介護施設を探している」などと話を聞いたため、体を気遣いながら交番へ送り届けた。

 大森雄生(おおもりたけお)署長から感謝状を受け取った中島さんは「助けたという実感はないが、女性が無事だと聞いてほっとしている」、柿崎さんは「近くに交番があり、すぐに警察官を頼ろうと思って行動した」と話した。