【大田原】夏休み恒例の企画展「世界のカブト・クワガタ展」が福原の市ふれあいの丘自然観察館で開かれている。9月10日まで。
世界最大の「ヘラクレスオオカブト」や最重量の「アクティオンゾウカブト」、複雑な形をした顎を持つ「セアカフタマタクワガタ」など約20種類の生体を間近に観察できる。ハチやトンボを含めた計3515点の標本も展示している。
仲西伸人(なかにしのぶひと)館長(61)は「当館の公式サイトでも昆虫の様子を発信しているが、珍しいカブトムシやクワガタを実際に見てほしい」と話している。
宇都宮市から家族3人で訪れたゆたか幼稚園年少小林壮馬(こばやしそうま)ちゃん(3)は「家で飼っているカブトムシよりも大きくてかっこいい」と笑顔だった。
午前9時半~午後4時半。大人200円、小中学生100円。月曜休館。(問)同館0287・28・3251。