【足利】栃木、群馬の両県を中心に広く愛されている民謡・八木節の発祥の地とされる御厨(みくりや)地区のコミュニティ運動場(百頭(ももがしら)町)で16日夜、「第39回足利百景八木節のふるさと祭り」が開かれた。
新型コロナウイルスの影響で中止が続き、4年ぶりの開催。ことしは八木節を全国に広めた初代堀込源太(ほりごめげんた)の没後80年の節目とも重なり、会場は例年以上の盛り上がりとなった。
軽快なリズムの八木節は、日光例幣使街道の宿場「八木宿」が発祥とされる。地元・堀込町出身の馬方・源太(1872~1943年)による八木節のレコードが大正時代に売り出され、全国に広まったという。古くから伝わる正調が損なわれないよう、市無形文化財に指定されている。
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