県産とちおとめを使用したカルピス

とちおとめを使ったカルピスを試飲する福田知事(右)ら=3日午前、県庁

県産とちおとめを使用したカルピス とちおとめを使ったカルピスを試飲する福田知事(右)ら=3日午前、県庁

 アサヒ飲料(東京都墨田区)の野村和彦(のむらかずひこ)取締役兼常務執行役員や全国農業協同組合連合会(JA全農)の戸井和久(といかずひさ)チーフオフィサーらが3日、県庁を訪れ、福田富一(ふくだとみかず)知事に、15日発売の県産イチゴ「とちおとめ」を使用した飲料「国産いちごラテ&カルピス」をPRした。

 国産農産物の消費拡大を図り産地を応援しようと、同社とJA全農がコラボした商品の第3弾。同社の看板ブランド「カルピス」のイチゴ味は人気があるといい、今回は甘さと酸味のバランスが取れた「とちおとめ」を使った。

 JA全農とちぎが提供した県産とちおとめの果汁を1%使用し、まろやかで後味がすっきりとした味わいに仕上げた。試飲した福田知事は「イチゴの味や香りが口に広がる」と太鼓判を押した。

 野村取締役は「とちおとめの甘酸っぱさがより際だった商品ができた」、戸井チーフオフィサーは「商品を通じてイチゴの生産を応援したい」と話した。

 内容量は500ミリリットル、希望小売価格は税別160円。来年3月ごろまで、全国のコンビニやスーパー、JA直売所などで販売する。