【上三川】台風シーズンに備え町はこのほど、浸水被害などを想定した災害対応図上訓練を町役場で行った。
星野光利(ほしのみつとし)町長や町幹部、上三川消防署員、町消防団員ら約30人が参加した。
訓練は昼前に2019年規模の大型台風が関東地方に接近し、警戒レベル5に相当する大雨特別警報(土砂災害・浸水害)が町内で発表された想定で開始。町内を流れる田川の水位が上がり、町は災害対策本部を立ち上げ、町役場や小学校などに避難所を設置した。町役場では職員らが地図やホワイトボードを使い、本番さながらに町内の被害状況の確認に当たった。
訓練後、星野町長は「訓練を行うことで新たな気づきがあった。実際の災害時には各自が迅速に対応できるよう努めてほしい」と講評を述べた。