農作物や生態系に被害を及ぼす恐れがある特定外来生物のクリハラリス(タイワンリス)が昨年1月、県内で初めて真岡市内で確認されていたことが4日までに、県への取材で分かった。県が「侵入等警戒外来種」に指定している生物の一種で、専門家によると現在は生息数が少ない初期段階とみられる。県は本年度、本格的な実態調査や根絶に乗り出す。
クリハラリスは中国南部や台湾、インド北東部原産で、体長は尾を含めて約40センチ。尾が長く、やや黒っぽいのが特徴で、日本では天敵となる捕食動物が少ないとされる。国内ではペットや動物園で飼育された個体が逃げ出し、1930年以降に生息範囲を拡大。現在は14都府県に上る。
残り:約 475文字/全文:779文字
この記事は「下野新聞デジタル」の
会員
のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報でとちぎの「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者・フルプランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする





