投票後に希望者に発行される投票済み証を協賛店で提示すると割引などの特典が受けられる、「選挙割キャンペーン」の利用が鹿沼市内で伸び悩んでいる。市民組織「かぬま選挙割実行委員会」によると、4月9日投開票の県議選では投票済み証の発行率が12・5%、そのうち利用率は29・4%にとどまった。ピーク時の2020年には発行率は15%近く、利用率は4割を超えたが、周知活動がマンネリ化して協賛店舗数が増えておらず、利用者の新規獲得にはつながっていない。
投票率アップなどが目的の同キャンペーンは2015年秋の市議選で始まり、4月の県議選では市内スーパーなど12店が協力した。
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