完成した第5弾のCM「もっと止まれる栃木県」の一場面(県警提供)

 信号機のない横断歩道で一時停止率のさらなる向上を図ろうと、県警や県交通安全協会が制作した第5弾となる啓発CM「もっと止まれる栃木県」の放映が17日、とちぎテレビなどで始まった。県警の公式ユーチューブチャンネルでも公開している。

 2018年に本県の一時停止率が0・9%で全国最下位だったことを受け、県警はキャンペーン「止まってくれない栃木県からの脱却」を展開した。CMは19年から毎年制作している。

 一時停止率は年々上昇し、21年は31%(全国22位)、昨年は44・9%(同)となり2年連続で全国平均を超えた。しかしまだ、半数以上が一時停止していない現状から、新CMでは「横断歩道は歩行者優先」のさらなる意識向上を訴える。

 新CMは30秒間で、交通安全をテーマとしたかるた大会の設定。はかま姿の女性2人が交通ルールに関する札を取り合い、信号機のない横断歩道で「もっと止まれる」ことを強調した。

 県警の佐藤雅人交通部長は17日の定例記者会見で「停止率は年々確実に上昇している。もっと止まれるんだという強い意識を持ち続け、各種対策を推進する」と話した。