植樹する児童たち

児童と植樹した新井社長(中央)

植樹する児童たち 児童と植樹した新井社長(中央)

 【那須烏山】小原沢の那珂川国民休養地内で「栃木トヨタの森 植樹と憩いの場づくり」を進める栃木トヨタ自動車(宇都宮市横田新町、新井孝則(あらいたかのり)社長)は22日、地元の境小の5、6年生25人を招き、記念植樹を行った。

 同社は県と森林整備に関する協定を結び、同休養地内の県有地約2500平方メートルを整備している。同社によると、4メートル以上に伸びた雑草が生い茂っていたが、記念植樹に向け昨年10月以降、新井社長や社員らが草刈りなどの手入れを進めたという。

 新井社長や川俣純子(かわまたじゅんこ)市長、児童らは、市の花のコブシやミカンなど計30本を植樹した。参加した6年小原沢珀真(こはらざわはくま)君(11)は「大きく育ったら見に来たい」、同鈴木乃愛(すずきのあ)さん(11)は「植えたミカンの木に大きな実がなってほしい」と話した。

 新井社長は「子どもたちの笑顔が見られてよかった。地元の方々に長く愛される場所にしたい」と述べた。