高原山の中腹に位置する八方ケ原の大間々駐車場周辺で、ヤマツツジが咲き始めた。多くの観光客が予想されることなどから、矢板市観光協会は27日から山の駅たかはら-大間々駐車場間で無料のシャトルバスを運行する。
八方ケ原はツツジの名所として知られ、レンゲツツジだけで約20万株が群生する。同協会によると、同駐車場周辺でレンゲツツジ、ヤマツツジとも今週末から見頃を迎えそうだ。
20日は正午ごろ、霧が立ちこめる中、ハイカーや自転車乗りらが同駐車場周辺を訪れていた。さくら市喜連川、医師堀彰(ほりあきら)さん(77)は「昨年よりツツジの開花が早いと感じる。暑くもなく、霧も悪くないかな」と満喫していた。
シャトルバスは27、28日、6月3、4日の4日間、午前8時~午後3時20分、45分間隔で運行される。
事前申し込み不要。(問)同協会0287・47・4252。