朗読劇の練習に励む出演者。語りとチェロで鈴木の生涯と作品を表現する

 【栃木】市出身の版画家・彫刻家鈴木賢二(すずきけんじ)(1906~87年)の作品展が20日から、万町の蔵の街市民ギャラリーで始まる。約100点の作品を民衆や子どもなど六つのテーマに分け、鈴木が大切にしていたものを伝える。6月11日までの期間中は母校栃木高で、作品に関するトークショーや朗読劇、和楽器とダンスのパフォーマンスを実施する。高校生らも自由に表現し、鈴木の生涯と作品が現代に訴えるものを探る。