除煙板が外され、手すりが設置されたキューロク

車体両脇に除煙板が取り付けられていたキューロク(2020年8月撮影)

北海道で活躍した現役時代のキューロク(真岡鐵道提供)

除煙板が外され、手すりが設置されたキューロク 車体両脇に除煙板が取り付けられていたキューロク(2020年8月撮影) 北海道で活躍した現役時代のキューロク(真岡鐵道提供)

 【真岡】台町のSLキューロク館は28日、開館10周年を迎える。「SLの走るまち」のPR拠点として整備され、10年間で130万人以上が来館するなど鉄道文化の発信や観光振興に貢献してきた。同館を管理する真岡鉄道は記念事業として、展示車両のSL「9600形」(愛称キューロク)の外観を現役当時の姿に復元し、20日から展示している。

 同館は市が整備し、2013年4月28日に開館した。目玉は圧縮空気を動力源に敷地内の線路を走るキューロク「49671号」。井頭公園で展示されていたものを開館時に移設した。このほか、青色の旧型客車やD51なども展示する。

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