黄砂が確認された宇都宮市内。好天時は正面に見えるはずの男体山はかすんで見えない=13日午後5時15分、県庁15階展望ロビー

 気象庁は13日、前日に続いて西日本から北日本の広い範囲で黄砂を観測した。宇都宮市明保野町の宇都宮地方気象台も同日、黄砂の飛散を観測した。同気象台での観測は2011年5月3日以来。

 同気象台によると、職員が目視で観測した。県内の広い範囲で飛散したとみられる。県内は、14日には13日に比べ飛散が減る見通し。

 水平方向で見通しが利く距離「視程」が5キロ未満となった場合は交通への障害が発生する恐れがあるとして、気象庁は注意を呼びかけている。