気象情報会社「ウェザーニューズ」(千葉市)は12日までに、県内の2~3月のスギ・ヒノキ花粉の飛散量が前年同期比で3・97倍だったと発表した。本県は関東甲信越で増加幅が最大だった。今年のスギ花粉飛散はほぼ終了。ヒノキ花粉は4月中旬にピークを越え、5月上旬まで続く見通し。

 同社が全国的なスギ・ヒノキ花粉の飛散状況などをまとめた。2~3月の全国の花粉飛散量は、前年比2・59倍だった。昨夏の平均気温が全国的に平年を大きく上回り雄花の成長が促されたことや、飛散のピークを迎えた2月末~3月に気温の高い日が多かったことで増加につながった。

 県内の花粉シーズンは平年より5日遅い2月14日に始まり、同21日から飛散が本格化した。関東では現在、ヒノキ花粉の飛散が中心となっている。同社は「4月中は飛散が続くため、花粉症の人は対策が必要」と呼びかけている。

 一方、同社が2~3月、花粉症の人を対象にスマートフォン用アプリで行ったアンケートによると、昨年より症状がつらいと感じる人は全国で増加。本県では、前年比5ポイント増の29%が「非常につらい」「つらい」と答えた。