市役所で開かれた第1回市もったいない運動市民会議

 【宇都宮】本年度の第1回市もったいない運動市民会議が7日、市役所で開かれた。4年ぶりに屋外会場での「もったいないフェア」を開催することや、次世代型路面電車(LRT)開業に伴う公共交通利用促進を図ることなどを決めた。

 会議には環境団体の代表ら25人が出席し、本年度の事業計画を決めた。4~6月は「カーボンニュートラル啓発強化」、7~9月は「LRT開業に伴う公共交通利用促進」、10~12月は「食品ロス」、来年1~3月は「省エネ・節電」に取り組む。もったいない運動普及啓発を図るイベント「もったいないフェア」は9月24日、会場を宇都宮城址(じょうし)公園から宇都宮駅東口の交流拠点施設「宮みらいライトヒル」に移し、同会場で初開催する。

 同会議の上野勝弘(うえのかつひろ)会長(60)は「昨年は燃えるごみ削減を掲げ、約1割削減する成果をあげた。本年度は、会議設立15周年とLRT開業という節目の年。特にLRTは、開業をきっかけにもったいない運動をさらに広める絶好の機会」と話した。