【市貝】刈生田(かりうだ)の民家の敷地を流れる小川で、今年もミズバショウが見頃を迎えている。
同所、門井千代子(かどいちよこ)さん(77)が30年ほど前、屋敷の中を流れる小川に植え、その後増えた。今年は約100メートルの区間で、昨年より10日ほど早い今月10日ごろに咲き始めた。
花数は過去最高だった昨年より少ないが、16日には10センチほどの真っ白い苞(ほう)に包まれた花と、鮮やかな葉の緑が美しいコントラストを見せていた。
門井さんは「かわいい花。皆さんに見てもらわないとかわいそう」と、霜で枯れないように夜間はビニールをかけて守り、見物客を迎えている。あと1週間程度が見頃という。
門井さん方は刈生田790。道の駅サシバの里いちかい、小貝郵便局、続谷(つづきや)の御菓子処高徳に手書きの地図が置いてある。