大田原市在住の竹工芸家で重要無形文化財保持者(人間国宝)の勝城蒼鳳(かつしろそうほう)(本名・勝城一二(いちじ))さんの告別式が2日、同市若草1丁目のJAアトラス大田原ホールりんどう式場で営まれ、親族や関係者らが最後の別れを惜しんだ。市は同日、市役所本庁舎1階に追悼コーナーを設置した。14日まで作品や直筆色紙、写真などを展示する。
勝城さんは1月28日、病気のため88歳で死去した。葬儀会場には生前の写真や「柾割捻摺漆花籃(まさわりひねりすりうるしはなかご)『晴耕雨読』」などの作品が展示され、ハンカチを目元に当てながら見入る参列者もいた。
(残り:約 507文字)

「下野新聞電子版会員」・「SOON有料会員」に登録すると、【全文】を【広告表示なし】でお読みいただけます。
下野新聞ご購読なら電子版併読プラン無料!