栃木県は17日、新たに2149人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の累計感染者数は39万117人となった。60代以上の男女計10人が3〜16日に死亡し、県内の死者は計906人となった。
新規感染者は0歳〜90歳以上。40代以下が全体の7割近くを占め、最多は10歳未満の341人、40代が321人、10代が296人、30代が283人などと続く。
クラスター(感染者集団)は11件発生。うち高齢者施設が8件で、鹿沼市で6人、宇都宮市で15人、真岡市で8人、9人、5人、芳賀町で42人、栃木市で7人、小山市で8人が感染した。障害者施設は那須烏山市で11人、那須町で8人。医療機関では栃木市で12人が感染した。
死者の内訳は、60代が2人、70代が2人、80歳以上が6人。6人が入院中で、1人が施設療養中だった。2人は死亡後に陽性が確認された。1人は救急搬送後に陽性が確認され、その後死亡した。
入院者(予定含む)486人、宿泊療養者136人、重症者10人。16日時点の病床使用率は68.7%。重症病床使用率は28.6%となっている。