新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 栃木県は7日、新たに3280人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の累計感染者数は37万993人となった。昨年12月27日〜今月6日に70代と80歳以上の男女計7人が死亡し、県内の死者は計841人となった。

 6日時点の病床使用率は前日より0.5ポイント増の74.9%で、2日連続で過去最高を更新した。重症病床使用率は31.0%。

 新規感染者は0歳〜90歳以上。50代以下で全体の8割を占め、最多の20代が628人、30代が482人、40代が472人などと続く。

 クラスター(感染者集団)は4件発生。うち高齢者施設が3件で、宇都宮市で31人、鹿沼市で12人、那須烏山市で6人が感染した。医療機関は矢板市で47人の感染が確認された。

 死者の内訳は70代が3人、80歳以上が4人。4人が入院中で、3人が施設療養中だった。

 7日時点の入院者(予定含む)523人、宿泊療養者115人、重症者12人。