真岡市が23日までにまとめた「いがしらリゾート」内5施設の2022年利用者数は11月末時点で102万8587人に上り、11カ月間で新型コロナウイルス禍前の19年(140万1701人)以来となる100万人を回復した。井頭公園内の一万人プールがフルオープンできたことなどが要因。20、21年は2年連続で90万人台にとどまっていた。
市や県、JAはが野、市観光協会などでつくる「いがしら周辺エリア活性化協議会(現いがしらリゾート活性化協議会)」は、下籠谷(しもこもりや)の井頭公園や真岡井頭温泉、市勤労者研修交流施設「いちごチャットパレス」、上大田和の井頭観光いちご園、市農産物販売交流施設「あぐ里(り)っ娘(こ)」の5施設が立地する約100ヘクタールに及ぶエリアをいがしらリゾートと名付けている。
コロナ禍で各施設は利用者数が減少傾向にあった。特に井頭温泉は顕著で、19年の34万人超に対し、20、21年は17万人台とほぼ半減した。22年は微増したものの、18万人台にとどまっている。
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