餅つきをする生徒

 【小山】小山北桜高は11日、市内の若手農家らでつくる市青少年クラブ協議会との交流会を開催し、餅つきと鏡餅作りをした。

 交流会は、地域農業に対する理解の促進や将来の就農意欲を高めることを目的に年2回開いている。

 この日は同校食料環境科の2年生約30人と同協議会メンバー10人が参加。生徒たちは同協議会OBが生産したもち米約20キロを使い、餅つきをした。

 続いて、直径約10センチの鏡餅を作り、同協議会メンバーから「表面にしわができないように包み込むとよい」などと指導を受け、円形に仕上げた。メンバーが作った直径約30センチの鏡餅は、同校に飾る予定。

 菅原拓海(すがわらたくみ)さん(17)は「鏡餅を作るのは初めて。貴重な体験だった。協議会メンバーと楽しく話すことができた」、同協議会会長の渡辺匡英(わたなべまさひで)さん(30)は「自分たちの想像以上に盛り上がってくれてうれしい」と話していた。