自転車ロードレースの全日本選手権個人タイムトライアルは29日、栃木市の渡良瀬遊水地特設コースで各種別が行われ、最上位の男子エリート(1周7・3キロ×6周=43・8キロ)で宇都宮ブリッツェン勢は岡篤志(おかあつし)が53分29秒73の5位、谷順成(たにじゅんせい)が56分3秒61の17位だった。
19人が2つの組に分かれて1人ずつスタート。岡と谷は第1組に入り、谷は1周目で出遅れ、最後までその差は埋まらず。岡は1周目で8分54秒40をマークしトップに立ち、中盤にかけてラップを落とし、一時、組3位となった。終盤は立て直して組2位でゴール。その後第2組の3人に上回られた。52分33秒81の今村駿介(いまむらしゅんすけ)(ワンティ・NIPPO・リユーズ)が優勝した。
ブリッツェンの次戦は7月5日正午から、広島県三原市の県中央森林公園特設コースでJプロツアー第8戦の広島三原ロードレースが行われる。
もがいて示すエースの誇り
粘りのペダリングで地元レースを盛り上げた。ブリッツェンの岡篤志(おかあつし)は目標の表彰台こそ逃すも、5位に食い込んで国際自転車競技連合(UCI)公認レース出場に必要なUCIポイントを上積み。「先週のロードレースから準備期間が短い中で、最善を尽くせた」と自らに及第点を与えた。
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